第27回 胸部放射線研究会 第49回 日本医学放射線学会秋季臨床大会

第5回池添メモリアル・胸部画像診断セミナー   胸部放射線医学研究会

学会開催会場

名古屋国際会議場

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世話人挨拶

第27回胸部放射線研究会の当番世話人を務めさせていただきます朝日大学歯学部附属村上記念病院放射線科の桐生から一言ご挨拶申し上げます。まず、このような伝統ある研究会のお世話をさせて頂くことを改めて感謝申し上げます。

胸部放射線研究会の歴史をふりかえりますと、昭和62年 (1987年)に河野通雄先生のご尽力により発足しました。この年は私が大学を卒業した年にあたります。ご承知の通り、その後のわが国の呼吸器画像診断学の進歩に確実に寄与して参りました。

今年は、要望演題およびQuiz症例に加え、ミニレクチャーを企画しました。 要望演題は、今回は、病理コメンテーターに日本を代表する“肺病理、とくに間質性肺炎”専門の近畿中央胸部疾患センターの北市正則先生と長崎大学の福岡順也先生に来て頂けることになりましたので、“非典型的所見のため診断に苦慮した間質胃性肺炎(特発性、二次性を問わず”とさせていただきました。また画像コメンテーターに、滋賀医大の村田喜代史先生、高橋雅士先生、臨床コメンテーターに岐阜大学呼吸器内科の大野 康先生に願い致しました。1例1例“熱くていねいに”ご検討いただけばと思っています。

今年も,聴衆参加型のQuiz症例を設けました.演者に診断名をふせて画像を呈示して頂き,会場での“熱い”討論の後、解説していただくものです。各セッションの最後に予定しています。座長の先生には、会場の先生方に意見をもとめて指名して頂くことにしています。とくに若手の先生方に、“正解”にこだわるのではなく、画像診断のプロセスを学んで頂ければと思います。

ミニレクチャーは、北市正則先生に要望演題をふまえ、お願い致しました。題名は、

『特発性間質性肺炎 (IIPs)のATS/ERS国際分類:2002年から2013年の変遷と病理診断:病態を考えた使用方法を含めて』

ということでとても興味をそそる題名です。

一般演題の画像コメンテーターは、関東、中部地区で活躍する“三度の飯よりも肺が好き”な経験豊かな“中堅実力派”の先生方にお願い致しました。

皆様のご協力のもと、実りある研究会にできればと祈念しています。微力ながら、全身全霊で臨む所存ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

当番世話人 桐生 拓司
朝日大学歯学部附属村上記念病院放射線科 教授

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